痛風は別名ぜいたく病？？

痛風は尿酸値が上昇、血液中で尿酸が濃くなって溶けきれなく結晶化されてそれが関節に沈着されて起こるもの。その尿酸値の上昇は様々なものが原因で起こるのです。
痛風には食生活やストレス、それも原因になるのですが、遺伝的な要因もあるのです。自分の父親や血縁関係のある人に痛風が見られるようならば、同じように痛風になる可能性があると言われています。
やはり、一番怪しいのが生活の不摂生。偏った食生活や飲酒、良くない生活習慣が痛風を引き起こします。飲酒が良くないとされるのは、アルコールにはプリン体が多く含まれているからです。飲酒により、アルコールが代謝されるときに尿酸値が上昇するのです。プリン体はお酒の中でも特にビールに多く含まれていますので、ビールの飲み過ぎには十分に注意しましょう。
しかし、何が原因で痛風を引き起こしているのかは確実な原因は素人には分かりません。
尿酸値の上昇など気になれば病院できちんとした検査をしてもらうことが早期の発見につながるのだと思います。

痛風は以前、「ぜいたく病」と呼ばれていたと言われています。それも古代や中世の時代から痛風は人間に激痛で悩ませていたのです。痛風に関係する尿酸値があがる食材と言えば、肉や魚などの動物性タンパク質が多いものでした。
またアルコールも含まれます。古代や中世の時代でそのようなものを食べられるのは上の方の身分の人だけでしょう。下の身分の貧困な人たちがこのような肉や魚を多く口に出来ることはないのですから。なので、痛風はぜいたく病と言われていたというわけです。
そして今では、誰もがコンビニやファミレスなんかでいつでも自分の好きなものを食べられるわけです。しかしぜいたく病と呼ばれるのは、同じかもしれませんね。なぜなら、いくら好きなものを食べられると言っても、お金があまりない人からすれば、アルコールも肉も高級なのです。
痛風の初期症状を感じたら見るサイトでも様々な対策が書かれています。
昔から肉が多く食べられていたというのは西洋の話。昔の日本では、肉が多く食べられるという話もありませんでした。昔は今と違って野菜類中心だったのですから、肉類中心の現代が痛風が多くなっているというのも理解ができますね。